事務局からのお知らせ/2013年1・2・3月





2013.3.6

昨年、友人を介してお会いした
ピンク映画監督/脚本家の山崎邦紀さんから
香港のピクトさんをご報告いただきました。
たくさん。
※「崎」の字、ほんとは右上「大」じゃなく
「立」なのですが代替させていただいてます。



かけこみ系。
この後ろの腕で三角形ができているタイプは
ヨーロッパ方面に多いのですが、



こちらのピクトさんはなんと、日本の非常口と同じ。
それに炎が付いてます。珍しい。
同じ香港の中で違うタイプのかけこみ系が
共存してるというのも面白いですね。



つまずき系。首が・・・



頭打ち系。
これほどがっつり直撃してるのも珍しいです。



転倒系。
路面の濡れが表現されてるパターン。
転倒系全体の1割以下だと思います。



池を泳ぐピクトさん。
のぼり系も兼ねているようです。



注意書きの「嬉水」っていう言葉いいですね。
水遊びみたいな意味かな。



労働系。おつかれさまです。

山崎さんは一般映画『百合子、ダスヴィダーニヤ』
『こほろぎ嬢』『百合祭』『第七官界彷徨ー尾崎翠を探して』
の脚本も手がけられているのですが、
昨年『百合子、ダスヴィダーニヤ』が
第22回香港国際L&G映画祭に招待され、
それに出席するために香港へ行ってこられたとのことです。
お忙しいスケジュールの合間に
ピクトさんを撮っていただきありがとうございました。

『百合子、ダスヴィダーニヤ』は昨年鑑賞したのですが、
今でもたびたび思い返す作品です。
機会がありましたらぜひご鑑賞ください。
超おすすめ。

『百合子、ダスヴィダーニヤ』
監督/浜野佐知
脚本/山崎邦紀
出演/菜葉菜、一十三十一、大杉漣、吉行和子、洞口依子、他

『百合子、ダスヴィダーニヤ』オフィシャルサイト



広島市現代美術館で開催中の特別展
「路上と観察をめぐる表現史―考現学以後」
の特設サイトで連載中のコラム、第2回アップしてます。

内海慶一コラムVol.2「ペッ景」




2013.2.24

たくみさんからの投稿です。
出会い頭に衝突する自転車ピクトさん。





出会いっていろんなところにあるんですね。




2013.2.18

まゆこさんからの投稿です。
城壁をよじ登るピクトさん。



イギリスのリーズ城だそうです。
のぼり系ですね。

こちらはフィンランドにお住まいの
etsuroさんから。



頭上から雪が。
ギリギリでよけてるんでしょうね。




2013.2.18



喜久屋書店イオンモール倉敷店(岡山県)で
2月15日よりピクトさんフェアが始まりました。
4月中旬まで続く予定です。

フェア期間中に『ピクトさんの本』を
お買い上げいただいた方には
特製「ピクトさんしおり」をさしあげます。



表と裏で計4色のピクトさんが1枚に。
どの向きで本に挟んでもピクトさんが見えるように
デザインされたカラフルなしおりです。
『ピクトさんの本』に挟んだ状態で販売していますので
そのままレジへ持っていってください。



この他、特設台では ピクトさんトートバッグ(全6色)
ピクトさんランチバッグ(全6色)
ピクトさん手ぬぐい(さくらいろ)
ピクトさん缶バッジ(全25色)
ピクトさんポストカード(全5色)
ピクトさんスケッチブック
を販売しています。







ちなみに缶バッジ25色の中で
もっとも売れてないカラーは茶色です。




2013.2.3

広島市現代美術館で開催中の特別展
「路上と観察をめぐる表現史―考現学以後」
に合わせて開設された特設サイトでコラムを書いています。



第1回目のテーマはもちろんピクトさん。
初心者の方への入門編になればと思っています。

第2回は2月中旬、
第3回は3月中旬アップ予定です。
お楽しみに。



みゆきさんからの投稿です。
非常口ピクトさん。



足の角度から勢いを感じますね。
あと手足の先は丸いのに
肘、膝がとがってるあたりも特徴的。

これ国内で撮影されたそうなんですが、
日本の非常口ピクトさんは
ほとんど統一されているので、
こうしたバリエーションを見られるのは
なかなか珍しいです。

こちらはがすぱーるさんから。
駐車場にたむろするピクトさん。



バッドマナー系です。
「たむろ禁止」ってなんかいいな。
たむろ。



※1月28日にメールをくださった読者様へ

おそらく携帯の設定だと思いますが
返信がはじかれてしまうので
この場でメッセージを返させていただきます。

息子さんが借りてきた『ピクトさんの本』を、
「たいへん面白く鑑賞させていただきました」とのこと。
親子で楽しんでいただけるなんてとてもうれしいです!
メールありがとうございました。




2013.1.26

広島市現代美術館で素敵すぎる展示が始まりました!
「路上と観察をめぐる表現史―考現学以後」
1月26日(土)〜4月7日(日)



〈出品作家・グループ〉
今和次郎、吉田謙吉、木村荘八、岡本太郎、コンペイトウ、
遺留品研究所、赤瀬川原平、トマソン観測センター、林丈二、
一木努、路上観察学会、大竹伸朗、都築響一、
チーム・メイド・イン・トーキョー(アトリエ・ワン+黒田潤三)、
ログズギャラリー、下道基行 ほか
http://www.hiroshima-moca.jp/main/rojo.html

どうですかこの顔ぶれ。
よくぞ企画してくれた!と叫びたい。

若い世代の方は上記の名前に
ピンとこなかったりするかもしれませんが、
この機会に知ってもらえたらうれしいです。
このサイトを見ている方なら絶対に楽しめるはず。

で、私も少し関わらせていただいてまして、
本展示の公式書籍にコラムを寄稿してます。



『路上と観察をめぐる表現史 ──考現学の「現在」』
出版社:フィルムアート社
発行日:2013年1月28日
価格:2,310円

〈執筆者〉
松岡剛、中谷礼仁、内海慶一、田中純、石川初、
南後由和、みうらじゅん、中川理、福住廉
http://www.amazon.co.jp/dp/4845912090

それとこちらの特設サイトで
3回ほど記事を書かせていただく予定です。
http://www.hiroshima-moca.jp/rojo/
更新したらまたお知らせしますね。

広島市現代美術館のミュージアムショップでは
ピクトさんグッズを取扱っていただいてます。
オンラインショップでは買えないアイテムも
置いてるので、お土産にぜひどうぞ。

ちなみにこちらは2010年に
広島市現代美術館へ行ったときに撮影したピクトさん。



このピクトさんに再会できるのも楽しみです。




2013.1.25

ジュンク堂書店池袋本店で
ピクトさんグッズの取扱いがスタートしました。

残念ながらすべてのアイテムは置けないのですが、
そのかわりオンラインショップでは買えない商品があります。
それはピクトさん缶バッジのカラーバリエーション。



あか、き、みどり、くろ、あおのセット。
これはオンラインショップでも購入できます。



みず・ばら・だいだい・きみどり・むらさきのセット。
こちらもオンラインショップで購入できます。
しかしこの



そら、からし、わかば、さくら、ねずみセットは
東京で買えるのは今のところジュンク堂だけ。
ネットでも扱ってません。
1セット1050円です。

トートバッグ、ランチバッグ、
手ぬぐい、ポストカードもありますよ。

もし売り切れてたらすみません。
次に納品するまでのタイムラグが
どうしても出てしまうので、ご了承ください。
7階理工書フロアです。

ネットでの購入はこちらからどうぞ。
mon cifaka online store




2013.1.1



あけましておめでとうございます。
日本ピクトさん学会は今年で10周年を迎えます。

考えてみるとサイトデザインが
10年前とまったく変わってません。
今も手打ちで更新してます。

同じコンテンツ同じデザインで
10年続けているサイトって
そろそろ珍しいのではないでしょうか。

一時はリニューアルも考えたのですが、
希少価値を狙ってこのままのスタイルで
続けようかなと思ってます。
(面倒だからという理由のほうが大きいけど)

RSSもないしツイートボタンもないし過去ログの検索もできない
「ホームページ」ですが、これからもよろしくお願いします。

今年もみなさんに
ピクトさんのご加護がありますように。

2013年 元旦
日本ピクトさん学会会長 内海慶一