事務局からのお知らせ/2004年8月
2004.8.31
アボカドさんからの投稿です。
アボカドさんのメッセージ
富山県にある立山博物館の施設のひとつ「まんだら遊苑」で発見しました。
「窟を覗け 八寒の地獄の音、匂いが漂ってくる」と書いてあります。
ピクトグラムは、見ただけで誰でもそのメッセージを理解できることに
存在意義があるのかもしれませんが、これは画像はもちろん説明書きを
見てもいまいち理解するのが難しかったです。
ピクトさん自身「なんでこんなことを・・」と思っていそうでした。
地獄の匂い・・・
どんな匂いなんだろう。
ピクトさん研究者としても判断に迷いますね。
ジャンル分け不能というか。
地獄云々以前に、
あまり「匂ってる」ピクトさんっていないですよね。
アボカドさん、珍種発見ありがとうございます。
2004.8.29
名誉会員のはやしさんからです。
ガチャガチャの機械にいたそうです。
ガチャガチャやってましたねえ。子供のころ。
近頃のガチャガチャはずいぶん豪華みたいですが、
昔のは相当しょぼかったです。今考えると。
当時20円でしたね。
はやしさんも同年代だからきっと分かりますよね。
たまに「なんだこりゃ?」っていうの、
出てきてませんでした?
このピクトさん、
ちょっとグレてる感じがいいですね。
そんなお行儀良くしねえぞ、みたいな。
やさぐれ系、とでも命名しますか。
2004.8.28
fujikawaさんから2つ投稿が来てます。
fujikawaさんのメッセージ
ウォッシュレットトイレのビデボタンのところにいたピクト子さんです。
「ある種、精神ダメージ系では?」と思ったので、お送りします。
精神的ダメージ系ですね。
男の私にはコメントしにくいので
さっさと次いきます。
こちらはエアーバッグに押しつぶされるピクトさんです。
以前赤ちゃんのピクトちゃんが
やられているものがありましたが、
やっぱり大人版もありましたか。
エアーバッグの性能を試す
実験台にされてるんでしょう。たぶん。
何度も。何度も。繰り返し。
一日中、実験は続くのです・・・
2004.8.27
あのあさんからいただきました。
あのあさんのメッセージ
福祉関連の学校の広告に載っていました。
後ろのピクトさん、
押し方が強すぎる気がするのは私だけでしょうか。
強すぎますね。
この後ろ足の伸びを見てください。
かなりのストライドです。
なにを急いでるんでしょうね。この二人は。
「先着50名様って書いてあったぞ!急げ!」
とか言ってるんでしょう。車椅子の人が。
で、押してるほうが
「お前が50人目だったらやだな」。
2004.8.26
みやみやさんからカートシリーズです。
みやみやさんのメッセージ
生後2ヶ月でこの扱い、
宿命以外の何ものでもありません。
可哀そうなピクちゃん・・・
上のシリーズの一番右、
一見なんでもないように見えますが
イヤですよこれ。
凸凹道を進んでる図です。
地味にイヤでしょ。
あと下のシリーズの一番右。
そこまで心配しなくても、ねえ。
そんな器用じゃないし。みんな。
2004.8.25
とんがりやまさんからもう一個。
とんがりやまさんのメッセージ
繁華街のアーケードの柱に居たピクトさんです。
「ポイ捨て」っていうと
もう少し「さりげなく捨てる」イメージだと思うんですが、
彼の捨て方は、少々乱暴な気がします。
すっかりヤケになってるんでしょうか。
荒んだ彼の心を、だれか癒してあげてください。
人生までも捨てるなよ、と。
わははははは。
そんな捨て方しなくても。
缶がはね返ってるし。
「自暴自棄」という四字熟語を絵で表したら
きっとこんな感じだと思います。
2004.8.24
とんがりやまさんからの投稿です。
とんがりやまさんのメッセージ
電力会社の高電圧施設の出入口の看板です。
ロケット花火を振り回しているようにも見えますが
彼の腕そのものが爆発しているようにも見えます。
ビリビリきてますねえ。
かなり電圧高いですよこれは。
感電といえば子供の頃、
四角い乾電池をなめて
ビリビリ感を楽しんだ思い出があります。
プチ感電。
2004.8.22
ひまわりさんからもう一個。
杖、つきすぎだろう。
2004.8.21
ひまわりさんから投稿をいただきました。
ひまわりさんのメッセージ
保険会社のパンフレットにいたピクトさんです。
血なまぐさいことになってます。
刺しているほうのピクトさんもイヤだろうと思います。
出刃包丁で後ろから・・・
事故とかじゃないだけに
やるせないですね。
「痛っ。いたたたた・・・」
「ごめん、刺さっちゃった?」
「ってえ。・・・もう・・・寸止めするっていう約束だったのに」
「いや、勢いついちゃってさ」
「ああー。血ぃ出てるよ」
「ごめんごめん。でもそんな深くないでしょ?」
「深くはないけどさあ。刺しちゃってるわけじゃん。ダメじゃん」
「なんか集中しすぎちゃって」
「集中したんなら寸止め成功させてよ。
だいたいさ、なんで本物の包丁使ってるの。偽物でもいいわけだよね」
「いやいや。本物じゃないとリアリティないから」
「リアリティとか追求するのやめようよ。危ないから」
「でも大事だぜ? リアリティ」
「いやこっちは刺さってんだよ実際。それこそリアルに」
「じゃあ結果オーライだな」
「ぜんぜんオーライじゃねえよ。この赤い血液のどこがオーライなんだよ」
2004.8.18
あのあさんからもう一個。
ピアノを運んだり自転車を運んだりして
ついに腰を痛めたピクトさん。
お大事に、としかいいようがありません。
2004.8.17
あのあさんから。
コインランドリーに居たそうです。
生活感が滲み出てますねえ。
昔、一人暮らしをしていた頃は
私もコインランドリーを使ってました。
コインランドリーの自販機で売ってた洗剤、
アヤしかったなあ。
ただの粉じゃねえのこれ?っていう感じの。
箱の裏見たら聞いたことないメーカーで。
でも使ってたけど。
2004.8.16
建築家でダンメン研究家の吉永さんから。
ピクトさんも夏休み中みたいですね。
つかの間の息抜き、してください。
2004.8.15
あのあさんから2発。
自転車を上げ下ろしするピクトさんと
ピアノを運ぶピクトさん。
命名します。
労働系。
2004.8.14
いとうさんからさっそくお返事が来ました。
フランス語でピクトグラムはpictogramme (m)。
最後の「m」は男性名詞という意味だそうです。
フランス語には必ず「性」があるんですよね。
つまりフランスではピクトさんは男性であると。
綴りはわかっても読み方がわからないので
私、なんとなくそれらしい読み方で発音してみました。
ボンジュール、みたいな言い方で語尾を上げながら。
ピクトゥグラーム。
収納☆Danceの館長さんが、
13日付の日記でメッセージを送ってくださってました。
館長さん、見ましたよー。
ありがとうございます。
オリンピックシーズンなので
スポーツピクトさんをよく見かけますね、
という内容でした。
ピクトさん、
各種目を必死にこなしてますねえ。
ちょっと豆知識を披露しましょうか。
実はオリンピックとピクトさんの間には
浅からぬ因縁があるのですよ。
今回のアテネオリンピックでも
会場内で活躍していらっしゃるであろう
ピクトさんですが、
実はオリンピックでピクトグラムが使われ始めたのは
1964年の東京オリンピックからなんですね。
デザイン評論家で『グラフィックデザイン』の編集長だった
勝見勝が提唱したのです。
で、これはオリンピックどころか、
社会の中でピクトグラムを活用していきましょうという、
世界で最初の実践的な提案だったのです。
ピクトさんの育ての親は日本人だったんですねえ。
産みの親はまた別にいるのですが、
(オーストリア人です)
長くなるのでまたいつかまとめて書きます。
たまには学会らしいことも書かないとね。
2004.8.12
フランスから投稿が来ました。
パリにお住まいのいとうさんからです。
いとうさんのメッセージ
地下鉄ホームに設置されている
配電室の扉に貼ってありました。(パリの地下鉄です)
ロバート・キャパの写真「崩れ落ちる兵士」を
思い浮かべました。
なんかカッコいいなあ。
このポーズ。なかなかマネできませんよ。
しかも服着てるじゃないですかムッシュ・ピクト。
さすがパリともなるとピクトさんもおしゃれですね。
感電というより、クラブで踊ってる感じがします。
いとうさん、ありがとうございます。
あなたを日本ピクトさん学会のパリ駐在員に任命します。
ところでフランス語でピクトグラムってなんて言うんでしょうね。
2004.8.11
かない夫妻さんから洋モノの投稿です。
ニューヨークで発見したそうです。
屈辱的だなあ。この姿。
精神的ダメージ系に分類できますね。
「チェーンに手を巻きこまれる」とか
「クルマにはねられる」とか
「高い所から落下する」とか、
ゾッとするような危険な目に遭っている
ピクトさんが大勢いる中、
「犬のフンを拾う」ですよ。
腰の力が抜けてきます。
しかしあれですね。
昔はこんなに言ってなかったですよね。
犬のフンをどうのこうのって。
いつからこんなふうになったんでしょう。
まあ掃除はしたほうがいいとは思いますが、
なんだか息苦しい世の中だと思いませんか。
人にとっても犬にとっても。
2004.8.10
とんがりやまさんから投稿をいただきました。
薬局のカンバンに居たそうです。
とんがりやまさんのメッセージ
本来、公共のためにあるはずのピクトさんが、
薬屋さんという、いち店舗のシンボルになってるなんて。
…まぁ、ピクトさんは毎日身体を張ったお仕事をされてますから
薬屋さんとは仲良くしておかなくちゃ、という、
これは生活の知恵なのかもしれませんが。
それにしても、バンザイしている子供が気になります。
お母さんのスカートのすそを引っ張ってるのがポイントでしょうか。
どうやらこの子供、母親と店員との長話がいつまでも終わらないので
すっかり退屈しているようです。
かわいいですね。子供のピクちゃん。
どうやら女の子のようですね。
とんがりやまさんのおっしゃる通り、
考えたら薬局とピクトさんって似合いすぎですよね。
普段あんなにケガしてるんだから。
薬局で見かけて当然っていうか。
きっとピクト家の薬の消費量はすごいですよ。
消毒液とか週1本使っちゃったり。
バンドエイド3日で1箱とか。
こちら、とんがりやまさんのサイトです。
踊る阿呆を、観る阿呆。(←クリック!)
2004.8.9
まやこさんからの投稿です。
まやこさんのメッセージ
内海さん、初めまして。
今日お送りするのは、
池袋の居酒屋で出会った手書き系ピクトさん。
ぎゃーとるずの園山俊二の画風を感じる
一品でございます。
緊張感ないですねー。
なんかほのぼのします。
手書きのものは
基本的には扱わない方針なのですが、
思わず掲載してしまいました。
この絵、こなれてますね。
店長さんでしょうか。
普段からいろいろ描いてる人なのでしょう。
日本ピクトさん学会の会長としましては、
いつかこの居酒屋で飲んでみたいものです。
まやこさん、ありがとうございました。
2004.8.8
あのあさんから投稿をいただきました。
あのあさんのメッセージ
「くるまにちゅうい!」と、呼びかけているのですが、
そう叫びながら自動車にハネられています。(笑;)
さらに謎なのが、歩道をピクトさんの群れが占拠しているのです。
これでは歩行者が車道を歩くワケです。
歩行者の安全は一体…。
障害物競走か!
っていうくらい柵が立ってますね。
遠くのものは見えませんが、
すべて同じ絵なのでしょう。
ということは数十人のピクトさんが
一斉に車にはねられている光景がここには広がっていると。
注意してもらえるのはありがたいけど、
ちょっと憂鬱になりそうですね・・・
あのあさん、ありがとうございました。
2004.8.7
はやしさんから3発目。
はやしさんのメッセージ
ホームセンターにあった高圧洗浄器?かなにかの注意書きです。
なんだか意味不明なピクトグラムですね。
ピクトさん2人と犬?に降り注ぐシャワー。
なんなんでしょうか。
あと、このバツの描き方は斬新ですね。
禁じたい気持ちがよく出てます。
2004.8.6
はやしさんからもう一発。
タンコブができたときはよく冷やしましょう。
「砂糖水をつけるとはやく治る」という説もあります。
2004.8.5
名誉会員のはやしさんから、転倒系2点。
おそらく「駆けこみ」と「転倒」は
ピクトさんの世界では基本中の基本なのだと思います。
ピクトさん界には
「駆けこみ3年」という言葉があるような気がします。
また、ベテランピクトさんは若手に
「迷ったら転倒にかえれ」などと教えているような気がします。
2004.8.4
すっかり常連の館長さんから。
館長さんのメッセージ
この暑い中、身体張ってるピクトさんに
冷たいビールでも差し上げたい気分です。
ほんとにそう思います。
今年は「戦後最も暑い夏」になりそうだとニュースで言ってました。
ピクトさんにとっては試練の夏ですね・・・
というか私も私だと思います。
戦後最も暑い夏に、一体なにをやってるんでしょうか。
この前、ピクトさんを撮ろうとして
炎天下でデジカメを取り出しながら、ふと
「俺はなにをやってるんだろう」と思いました。
2004.8.3
よし子さんからの投稿です。
2点送っていただきました。
よし子さんのメッセージ
一枚は、机で勉強する勤勉なピクトさんです。
志を高く持った、向上心あるピクトさんもいらっしゃるようです。
将来是非大物になって欲しいです。
もう一枚は、以前登場したチェーン巻き込まれハンドの親戚です。
うちの職場の脚立に貼ってありました。
何か物凄く痛そうなので、思わず送ってしまいました。
ピクトさん、なにを勉強することがあるんでしょうね。
きっとピクトさんの心得を説くような本を読んでるんでしょう。
「ピクト道を極める〜理と実践〜」みたいなタイトルで。
たぶん内容は8割方精神論です。
そして各章の終わりごとに格言みたいな言葉が載ってるはずです。
【この章のまとめ】
耐えてこそ咲く花もあることを知るべし
とかそんな感じで。
2004.8.1
今回の「ピクトさんの研究」で取り上げている写真は
ハマダさんから投稿いただいたものです。
ジャマイカで発見したそうです。
ハマダさんのメッセージ
ジャマイカに旅行に行ったとき、
ホテルのプールサイドで見つけて思わず
撮影してしまいました。
どう考えても頭をカチ割っています・・・
水深1.2mやそこらのプールに突っ込むには
無謀な角度ですよね。
身をもって危険を表現してくれたピクトさんの
おかげで私もケガすることなく無事にプール遊びを
堪能できました(^_^)
ハマダさんが撮影したのは、このサイトを知る前だそうです。
ハマダさん、あなたは潜在的なピクトさん研究者だったわけですね。
今回の研究コメントはちょっとトーンを変えてみました。
たまにはこういうのもいいかなと。
こちら、ハマダさんの日記サイトです。
MURMUR of Makiko(←クリック!)
■ブラウザのバックボタンで戻ってください。