つまずき系ピクトさん

つまずくの語源は「爪突く」。知ってしまうと、よけいに痛々しい。



ハイヒールでつまずく。



工事現場でつまずく。



二段差でつまずく。



汗をかきながらつまずく。



角張りながらでつまずく。



激しくつまずく。



つまずき系ピクトさんは
他のピクトさんに較べてあまり危険な感じがしない。
だからつい、その存在を軽く考えてしまいがちである。
投稿点数の少なさから見ても、
つまずき系ピクトさんを
人々がそれほど重視していないことが伺える。

しかし果たして本当に、つまずき系ピクトさんは
とるにたらない(撮るにたらない)ものなのだろうか?

昔ファミコンで「スペランカー」というソフトがあり、
主人公が信じられないほど弱いことで有名だった。
ちょっとした段差でつまずいただけで死んでしまうのだ。
上記のつまずき系ピクトさんたちの行為は、
スペランカーの主人公だったら確実に死んでいる。

そう思って見れば、
ずいぶんと気の毒なピクトさんであることが
お分かりいただけるだろう。

今後、もし街でつまずき系ピクトさんを目撃したら
なるべくスペランカー視点を導入して、
「命がけの行為」なのだと解釈してあげてほしい。



その他のつまずき系